「救いが告げられた」

「いかに美しいことか 山々を行き巡り、良い知らせを伝える者の足は。彼は平和を告げ、恵みの良い知らせを伝え 救いを告げ あなたの神は王となられた」 イザヤ書 52編7節

「わたしはその方のもとから来た者であり、その方がわたしをお遣わしになったのである。」
         ヨハネによる福音書 7章29節

 イザヤ書52章に書かれている「良い知らせ」は、口語訳聖書では「よきおとずれ」となっていました。この言葉は、ヘブル語の「おとずれる」という動詞を訳したものですが、その単語には、「喜び」という意味も含まれていました。この言葉は、新約聖書のギリシア語で「エウアンゲリオン」[福音]という言葉になります。
 ギリシア語の「エウアンゲリオン」は、「良い知らせ」というだけでなく、「戦勝の知らせ」の時に使われましたので、聖書において、神さまがこの世に来てくださり、私たちの王となられた。私たちの罪そして、悪に勝利されたことが告げられたという意味へと変わっていったのです。

 古代において、戦勝のしらせは、使者が勝利した街に走って行って、高いところから人々に告げ知らせました。その使者は、戦いに勝利した将軍から遣わされましたが、イエスさまは、父なる神さまから遣わされ、この世の罪と悪に勝利されたことを告げるために、私たちのところへと遣わされたのです。クリスマスは、その勝利宣言の始まりでした。その後、十字架での受難を経て、死から復活された主イエスこそ、私たちにとって、平和の使者、福音を告げる方、私たちの王となられたのです。

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