「聖書」タグアーカイブ

小さなコラム「人を憎むのではなく、愛すること」

 この世に生を受けて誕生したほとんどの人は、生まれた時から、傷つけられたり、傷つけたりしようと願う人はいないでしょう。すやすやと眠る赤ん坊の顔を見ると、この子が誰かを憎むことは考えられないと、思います。ところが、赤ん坊が成長し、社会の一員として成長していく中で、さまざまな影響を受けて、自分とは違うところがある人に対する偏見を持つことがあります。

 一人の人が、だれかを傷つけることは許されないと思っていても、これが、社会の中の大きなグループになればなるほど、その感情が薄れ、国の規模になると、戦争をして相手を傷つけてもよいと思ことが、歴史の中で繰り返されてきました。そういう思いが浮かんでくることは、とても悲しいことです。

 しかし、聖書には、イエスさまがこのように言われたことが書かれています。「はっきり言っておく。わたしの弟子だという理由で、この小さな者の一人に、冷たい水一杯でも飲ませてくれる人は、必ずその報いを受ける。」(マタイ 10:42 )

 私たちが、社会の中の大きなグループに対して敵意や憎しみを感じた時、イエスさまが言われた言葉を思い出してみましょう。自分と他人に違いがあっても、人が人を愛する気持ちは、神さまから与えられた恵みとして、必ず持っているはずです。他人の暴力を見て、暴力で立ち向かおうとしてはいけません。そうではなく、どうすればイエスさまがわたしたちを愛してくださったことに、お応えすることができるかを、祈り求めて行くことが、キリスト者に問われていることではないでしょうか。 主イエスが十字架の上で死に至るまで、私たちを、しかも主イエスを憎むものさえ愛してくださったことを、決して忘れてはいけません。

2020-02-03 今週のみ言葉

 「目覚めた人々は大空の光のように輝き 多くの者の救いとなった人々は とこしえに星と輝く。」 ダニエル書 12章3節

 「戦争とか暴動のことを聞いても、おびえてはならない。こういうことがまず起こるに決まっているが、世の終わりはすぐには来ないからである。」   ルカによる福音書 21章9節

 この世界が、少なくとも、この地球そのものがやがて終わりを迎えることは、科学者も他の星々の観察から、必ず起きると証明しています。
 もちろん、科学者たちが説明している地球の終わりの時は、ずっと先で、今生きている人も、また、私たちを知る子どもや孫もいない、遠い時代だと言われています。しかし、聖書が私たちに示すこの世の終わりは、いつ、どんな時に来るかは、天の父なる神さまだけがご存知で、私たちが知ることはできないとされています。

 そう聞くと、何か、突然恐ろしいことが起きるかのように思えるかも知れませんが、そうではありません。主イエス・キリストを信じる人々は、この世の終わりかと思えることが起きても、世の終わりはすぐに来ないことを知らされています。
 また、主イエスによって救われ、また、主イエスを証しすることで、他の人を救いへと導いた人々は、この世の終わりの後、「とこしえに星と輝く」と、神さまが約束していてくださるからです。

 主イエスのみ言葉にこそ力があり、まことの光と平安が私たちに与えられているのです。