今週のみ言葉「私たちを照らすもの」

「あなたは主の御手の中で輝かしい冠となり あなたの神の御手の中で王冠となる。」         イザヤ書 62章3節

「道で話しておられるとき、また聖書を説明してくださったとき、わたしたちの心は燃えていたではないか」
              ルカによる福音書 24章32節

 「心が燃える」時とは、どんな時でしょうか? 人は、恋をすると胸が苦しくなることがあります。それは、相手を思う心、愛する心が芽生えるからではないでしょうか。
 神さまは、モーセに十戒を与えるとき、御自身は「熱情の神」であると言われました。私たち人間を愛する熱い思いを持っておられるということです。
 そして、神さまの栄光は、光にたとえられています。光は明るく、また、熱いものです。神さまの栄光を現す光は、暗闇を照らし、暗いものを押し出し、悪を退けます。主の正しさが、この世に大きな力として示されます。

 主イエスの復活の出来事は、まさしく、主なる神さまの正義が、栄光がこの世に光として指し示された出来事でした。この光は、14世紀にヨーロッパでペストが大流行したときも、今、新型コロナウイルスが広がっているときも、決してその明かりが消えることはありません。
 暗闇の中を歩くとき、光が導き手となるように、わたしたちは、神さまから与えられている、光によって。主イエス・キリストの復活の光に照らされたて、このとても不安な状況の中にあっても、日々一歩ずつ、主のみ言葉を生命の糧として、歩みつづけたいと思います。

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