みなさんは、99匹と1匹の羊のたとえを聞いたことがあるでしょうか?
イエスさまが、大勢の人々に神さまのことを話していた時、その場にやって来た子どもたちを、弟子たちが追い返そうとしました。
イエスさまに従っていた弟子たちは、その時、とてもいそがしくて疲れているイエスさまが、これ以上、子どもたちによってわずらわされないように、という思いだったのでしょう。
ところが、イエスさまは、子どもたちを帰そうとした弟子たちに注意され、子どものように小さなものを、軽く見てはいけないと言って、有名な羊のたとえを話されました。
羊のたとえは、百匹の羊を持っている人がいて、その中から、1匹の羊が迷い出ていなくなったら、持ち主は残りの99匹を山に残したまま、迷い出た1匹を探しに行くにちがいないという話しです。
経済的な物の見方なら、1匹の羊より、99匹の羊の方が大切なはずです。けれども、私たちを愛してくださる神さまは、神さまのところから迷い出た 1匹の羊を探し出して下さり、見つかれば大喜びされると言わるのです。
迷い出た1匹の羊は、小さい者をたとえていますが、この世で苦しみ、悲しみを感じている人のことだけではありません。普段生活をしていて、何も困ることはない、特別の不足も感じていないと思っていても、この世界を創られた神さまのことを、心に思い描かない人も、神さまから見ると、この 1匹の羊にたとえられているのです。
この話しについて、興味をもたれた方、もっと詳しく知りたいと思われた方は、ぜひ、宇都宮東教会へお越しください。あなたが来てくださることを、心からお待ちいたしております。