「その日以来、主の霊が激しくダビデに降るようになった。」
サムエル記上 16章13節
「すると、一同は聖霊に満たされ、“霊”が語らせるままに、ほかの国々の言葉で話しだした。」 使徒言行録 2章4節
聖書に書かれている神さまの呼び方で、「聖霊」という呼び方は一番なじみがない呼び方ではないでしょうか。また、教会に来たばかりの人は、何かよく分からないものだと思われるかもしれません。
「聖霊」は、天の父なる神さまと同じように、わたしたちの目で直接見ることはできません。しかし、「聖霊」が働く時、その働きを直接目にすることができます。聖書で「聖霊」、主の「霊」が人間に与えられると、その人は神さまから伝えられた言葉を話したり、イエスさまが教えられた福音を話すことができるようになります。それは、人間が学んだ限りある知識では決して理解することができない、神さまの愛、救い主イエス・キリストによる罪の赦しと永遠の生命。これらのことは、「聖霊」が与えられることで、確信を持って理解することができ、また、他の人に伝えることができるようになると、使徒パウロはコリントの信徒への手紙一 12章3節に書いています。
使徒言行録2章3節では、聖霊が目に見えるような形で弟子たちに与えられました。そして、弟子たちが主イエスから教えられた福音を、聞く人々すべてが理解できる言葉で話したことで、聖霊が確かに降ったことが分かりました。 わたしたちも、イエスさまを救い主として信じることができるように、確信を持って希望を抱き続けることができるように、聖霊が与えられるように、と祈り続けたいと思います。